太陽について

 

 もし今この瞬間に太陽がなくなってしまったらどうなるでしょう? 朝昼夕の区別はなくなり永遠の闇に包まれ、地球上の気温も低下していき、人間のみならずすべての動物・植物は生きていくことは出来なくなります。
 地球上に生物が誕生して、進化していった過程で水・大気・日光は必須要素です。進化の過程に影響したきた日光は、現在の人間の身体にも関わりがあります。人間は、空気と水がなければ死んでしまうと誰でも知っていますが、日光がなくなっても生きてはいけないと考えたことがある人が何人いるでしょうか?

 呼吸は無意識におこなわれています。食事や飲み物に事足りている私たちは、真夏や運動時の水分補給の重要性は知っていても、普段生きるために水を飲むと考える人もまずいないと思います。では日光はどうでしょう?意識して日光を浴びようとしている人がいるでしょうか・・・。
 お分かりのように、空気も水も日光も当たり前に存在しているために、私たちは無意識にその恩恵を受けているのです。

 昔は現在のようにコンビニで水を買うことはありませんでした。その意味では、水に対する意識は変わってきました。大都会の汚れた空気から離れ、風光明媚な自然豊かな場所などに出かけたときに「空気がおいしい。」と実感しますよね。空気清浄器などは車にまでつく時代です。 でも日光に対してはどうでしょう?日光の重要性を意識することよりも紫外線の危険性を意識する方が多くありませんか?
 四季に恵まれた日本人は、冬には日陰より日向にいたいと思い、梅雨の晴れ間には気分もよくなり、夏の酷暑には日陰を好みます。春と秋の晴れた日にはお出かけ日和といって、外出しますよね。これは本能的に適度な日光を好んでいるといえませんか?

 健康意識の向上にともなって、質のいい水や、よりきれいな空気は人々に求められているのに、より質のいい日光のニーズは、無意識であるが故に人々に求められてはいません。むしろ紫外線の中でも有害な紫外線のイメージがあるために日光全体が避けられてしまっています。
 他のページでも述べていますが、身体に必要な紫外線もあるのです。生体リズムや神経系・内分泌系に働く可視光線も、身体を温めてくれる赤外線も、あたりまえに降り注いでいる日光に含まれています。より健康を求めるには、おいしい水やきれいな空気とならんで、気持ちの良い安全な日光も必要です。食事の面においては、健康食に使われる食材にも当然それらが必要です。それらのもとで育った野菜や穀物、それを餌にして育った家畜などを、私たちはよりおいしく食べることが出来るのです。

 では、より質のいい日光を浴びるためにはどうすればいいのか。言うなれば、これが光線療法のはじまりであり、存在意義です。実は病気でなくとも普段から身体に必要な要素として、日光浴は実践されるべきです。ただ四季を通じて時間や天気を気にせず、場所や有害な紫外線のことも気にしないで、いつでもどこでも日光浴できる訳ではありません。日光浴は素肌に直接あてなければその作用が十分ではないため裸にならなければなりません。現実問題として、気軽に実践することは難しいですよね。そこでより質のいい日光を人工的に作り出して、人目を気にせず裸で身体にあてることを可能にしたのが光線全身照射です。

 日光は健康を維持向上させることのみならず、病気や様々な症状を改善させるだけの作用力をもっています。太陽は過去50億年地球上に光を降り注ぎ続け、この先50億年も光を届けてくれます。以前に比べ有害な紫外線の割合が増えたり、温暖化が叫ばれている原因は、人間がフロンガスやCo2などに代表されるように大気を汚してしまったせいです。このホームページをご覧いただいたことをきっかけに、太陽や日光について、一度意識して考えてみていただければ嬉しく思います。